本読みますか？

看護部・医療技術部　部長の大槻です。突然ですが皆さん、「本」をどれくらい読みますか？最近は電子書籍を利用する方も多いと思いますが、わたしはアナログなのであの紙質とか印刷の香りにひかれついつい手に取って読んでいます。年間60冊（月5冊）を目標に図書館で借りまくっています！（せっかく市に納税しているんですから活用すべき(笑)）。時間がない！という方もいると思いますが、先日読んだ1冊にこんなことが書いてありました。「安岡正篤の世界」という人（歴代の内閣総理大臣、佐藤栄作、吉田茂、中曽根康弘や海軍大将の山本五十六などの著名な人々にに多大な影響を及ぼした哲学・陽明学者）の中で、「枕上・馬上・厠上」の工夫と。枕上とは床に入って寝付くまでの時間、馬上とは今でいう通勤時間、厠上とはトイレの時間。この時間を工夫すれば莫大な読書の時間が生まれるというものです。私もこれを実践しています。

それから年間60冊のうち、ジャンルをとわずこれは面白かった！というものも時々紹介させていただきます。今月の1冊（2024-①）　「たゆたえども沈まず」原田ハマ（2018年本屋大賞ノミネート）フィンセント・ファン・ゴッホのお話です。あのひまわりのゴッホが売れない時の話ですが、日本との意外なかかわり、ゴーギャンとの生活、また当時の印象派が酷評されていた時の描写がとても面白くつづられています。興味のある方ご一読を！