当院について

ABOUT US
病院長ご挨拶

薬園台リハビリテーション病院の病院長を拝命しています吉田です。もともと昭和の時代から永く地域医療を支えてきた病院ですが、Saito Medical Group(理事長/齋藤浩記 東京都千代田区)が令和4年に事業承継し、下総病院から下総会薬園台リハビリテーション病院として生まれ変わりました。病院は海にただよう船の形をイメージして設計されたという白亜の建物で、高台より朝夕には富士山を遠くに望むことができます。

私達の病院は、全病床が回復期リハビリテーション病棟であり、主に脳梗塞や脳出血などの脳卒中、大腿骨骨折や脊椎骨折などの運動器疾患、そして様々な怪我や病気により体力が低下した状態(廃用症候群と我々は呼んでいます)で、急性期治療を終えても直ぐにはご自宅に帰ることが出来ない患者さん達に対し、集中的リハビリテーションプログラムを提供しています。私達の病院は、次の3つを病院経営の柱としています。

吉田 秀一
薬園台リハビリテーション病院 病院長
吉田 秀一

1.患者中心のリハビリテーションとチーム医療の実践

 Saito Medical Groupの掲げる理念「向き合うのはあなたの人生」を具体的に実践するため、これまで歩んできた人生や未来の希望などを患者さんから引き出し、家族や友人、そしてあらゆる社会資源を活用しながら、患者さんが中心となり、患者さんが主体となって自ら取り組んでゆけるリハビリテーションを多職種のチーム全体で推進します。

2.個別化医療、独自先端技術の推進

 例えば脳梗塞という病気でも、全く同じ症状を訴える患者さんは一人も存在しませんし、麻痺の回復状況によっても程度も様々です。私達は多様多彩な患者さんの障害に合わせて、個別性を引き出すリハビリテーションを提供します。うまく意思が伝えられない方のために新しいコミュニケーション手段を独自に開発したり、再生医療と組み合わせたリハビリテーションなど最先端技術の導入にも取り組んでゆきます。

3.薬膳による健康増進とポリファーマシー対策

 高齢の患者さんの多くは、沢山の内服薬を持参して来られますが、この内服薬を長期に多量に服用していると、体調不良の原因にもなることもあります。ポリファーマシーと呼ばれ、社会問題にもなっています。薬園台はその名の通り、もともと江戸時代からの薬草栽培地でした。私達は薬膳という考えのもとに、自然の力と自身の自然治癒力で患者さんと地域の皆さんの健康増進を目指しています。

DXやSDGsという言葉が巷の産業界でもてはやされています。とかく病院経営の観点からみると、一見関係がなさそうにも思えますが、激動する世界情勢や世界経済、少子高齢化問題と人工知能の台頭、コロナ禍後の格差拡大など、病院を取り巻く環境は大きく変化してきました。私達も地域社会の一員として、革新的な医療技術を受け入れ、持続可能でよりよい社会の実現を目指しながら、共に成長し続けられる人材を育ててゆくことこそが一番の責務と考えています。どうぞ宜しくお願いします。

看護部長ご挨拶

当院は、千葉県船橋市南東部に位置する92床のリハビリテーション病院です。
国が進めている「地域包括ケアシステム」の中では、急性期を脱し、回復期に移行した患者様と自宅・施設をつなぐ役割を担っています。リハビリ病院の特性として、入院されている患者様は比較的状態が安定されていますが、多種多様の疾患をもち、予期せぬ状態の変化が起こりえます。看護部が目標とする人材育成の第一段階としてまず、急変も含めたさまざまな疾患、状態に柔軟に対応できるgeneral nurseを目指す。そして次のステップとして、回復期の様々な問題に焦点を当て、解決に向けてより専門性を持ったアプローチができる認定・専門看護師を含めたspecialtyをもったnurseの人材育成を目指していきたいと考えています。

職場環境としては、それぞれのライフステージに合わせた働き方のニーズに対応し、ワークライフバランスをうまく保ちながら、笑顔でやりがいをもって働ける環境づくりをおこなっていきます。
今後も地域に根差したリハビリテーション病院として、医療、看護、介護、リハビリスタッフが協働し患者様に寄り添った安全な病院サービスを提供してまいります。

大槻 義昭
看護部長・認定看護管理者
大槻 義昭
目標
・医療事故「0」
・患者満足「100%」
・スタッフ満足度で千葉県NO1
信条
・現状も満足せず向上心をわすれない
・仕事に真摯に向き合う

こんな病院をつくりたい

  • 患者様ひとりひとりが薬園台リハビリテーション病院に入院してよかったと思える
  • スタッフ一人一人が、ここで働いてよかったと思える
  • スタッフが誇りをもてる
  • 知人、友人に自信をもって就職することを勧められる
  • 安定経営 安全経営 安心経営
  • 自然との共存、地域との共生、この病院ならではカラー(特性)を打ち出した病院

こんな看護部を作りたい(看護管理者として)

  • ひとりひとりが医療人として、看護スタッフとして、人として成長することができる
    (成長したことを感じられる職場)
  • 働くことが楽しいと思える
  • 患者様にかかわることが喜びとなる
  • 仕事に達成感がある
  • 患者、スタッフを守る体制作り
  • 形にとらわれない次世代のリーダーを育てる

看護部基本理念

法人理念である「むきあうのはあなたの人生」を基本理念とし、患者一人一人に寄り添い退院後の生活を見据えたリハビリテーション看護を提供していきます。

看護部基本方針

  • 1
    朝起きてから寝るまでのすべてをリハビリと捉え、それぞれの動作に目標をもってできる限りご自身の力で生活できるように支援・サポートします
  • 2
    入院時から日常的に多職種間で情報共有し、患者・家族を中心にカンファレンスを行い、チーム医療を実践します
  • 3
    専門職として自己成長できるよう知識、正確な判断、基礎に基づいた安全・安心な看護を実践します
  • 4
    職員がお互いを支え認め合い、一人一人が看護に誇りとやりがいを持ち笑顔で活き活きと働ける職場環境を目指します
  • 勤務体制(2交代)
    日勤 8:45~17:15(休憩1H)
    遅番 10:15~18:45(休憩1H)
    夜勤 16:45~翌9:15(休憩2H)
  • 配置基準
    13:1
  • 看護方式
    プライマリーナーシング+チームナーシング(モジュール)
  • 看護記録
    POM SOAP
  • 看護教育
    学研Eラーニングを導入し、興味ある分野、必要な研修を好きな時間で学習できるように配慮されています。また、自身で選択できる分野に加え、年間研修計画として月ごとに推奨テーマをあげ、取り組みやすい学習環境づくりをおこなっています。
リハビリテーション課 課長ご挨拶

私達、リハビリテーション課は「向き合うのは あなたの人生」というグループ理念のもと、主に回復期リハビリテーション対象の患者様に対して、退院後の住み慣れた地域で、その方らしい人生・生活を送っていただけるようチーム医療及びリハビリテーションを提供しています。
具体的には①患者様の価値観を尊重しながら、復職やコミュニティへの参加を含め、目指したい生活に即した目標を設定する②目標を達成するためのプログラムを立案する③プログラムを実行し、再評価・更新を繰り返していく という3つのことを行いながら退院にむけて支援していきます。
職員一人ひとりが患者様の心に寄り添い、笑顔で退院していただけるような組織風土作りを目指してまいります。

荒木 藤子
リハビリテーション課 課長
荒木 藤子

リハビリテーション課 基本方針

2023年度 リハビリテーション課ビジョン

患者様の価値観を尊重しながら生活期へ繋がる
シームレスなチーム医療・リハビリテーションを提供する

<行動指針>

  • 1
    患者様に合わせたゴール設定を行い、診療ガイドラインに基づいて活動・参加へのアプローチを含めた質の高い標準化されたリハビリテーションを提供する
  • 2
    地域包括ケアシステムに関する知識を深め、在宅医療と連携して患者様の社会参加を目標とした支援に努める
  • 3
    対象疾患はもとより内部障害・精神疾患・画像所見などの知識を深め、患者様の病態を多角的に捉えリハビリテーションを進めていく
  • 4
    患者様が安心して入院成果を送れるよう医療コミュニケーションスキルを身につける
  • 5
    安定したリハビリテーション提供時間を確保する(目標提供単位 9単位/人)
  • 勤務体制(2交代)
    日勤 8:45~17:15(休憩1H)
  • 教育目標
    新人教育プログラム
    年間教育プログラム 学研Eラーニングを導入し、個別学習を行う
VISION
「まち」と「さと」と「 ひと」が出会い
「よろこび 」を分かちあう病院。
YAKUENDAI MEDICAL VILLAGE.
  • 1

    薬園台という地域

    薬園台は、商業地・事業系地域との関係において生活利便性が高いと同時に、農的な暮らしや閑静な住宅街としてのポテンシャルも高いエリアです。

    都市の周縁部は、これまでは住居を促進する地域でありましたが、これからの時代は暮らしの広がりとしての多様な機能を持つべきです。

    薬園台の薬草園の歴史の文脈も含めて、これからの地域課題解決に取り組むには、薬園台は理想的な立地です。

    薬園台という地域
    ●薬園台が谷戸地形の奥に位置し街と里と自然のちょうど境界であった
    ●谷戸地形が開かれていく場所であり、力強い「気」が流れている場所
    ●佐倉街道沿道ということもあり、人と物の往来も多様であった
  • 2

    目指すべき方向性

    従来の医療の範疇内の治療・リハビリという機能のみを担う病院ではなく、病院をハブとした「地域で共有する生活の豊かな広がり」の実現を目指します。

    「施設をデザイン」するのではなく「地域をデザイン」する。単なる病院の再生ではなく、「包括的な地域社会実現のハブ」としての病院の実現を目指します。

    目指すべき方向性
  • 3

    計画の方向性

    エントランスや待合まわり・敷地周縁部など、積極的に地域に開くことのできる部分については、地域の接点として計画します。

    日常的にリハビリに通う「高齢者」と、「子供」を含めた病院に直接は関係のない人が、適度な距離感で関係できる場づくりを行います。

    リハビリとしての農作業ができたり、子供も農作業体験ができるなど、地域の接点となるような隣地の畑の活用の検討を行います。

    健康に配慮した食を、病院関係者だけでなく地域の人も共有できる場を設けます。

    計画の方向性
CONCEPT
従来の医療の範疇内の治療・リハビリテーションという
機能のみを担う病院ではなく、
病院をハブとした「地域のふれあいを日常として育むみんなの家」
実現を目指して参ります。
病院概要
開設者
医療法人 下総会(SAITO MEDICAL GROUP
理事長 齋藤 浩記
施設説明
医療法人 下総会 薬園台リハビリテーション病院
管理者
病院長 吉田 秀一
所在地
〒274-0075 千葉県船橋市滝台町94-22
電話番号
047-464-8111(代表)
047-498-9916(地域連携室直通)
FAX番号
047-464-8114
診療科
内科
病床数
回復期リハビリテーション病棟 / 92床
施設基準
回復期リハビリテーション病棟入院料
脳血管疾患等リハビリテーション料1
廃用症候群リハビリテーション料1
運動器リハビリテーション料1
呼吸器リハビリテーション料1
入院時食事療養1
入院時生活療養1
CT撮影
アクセス
  • [ 所在地 ]〒274-0075 千葉県船橋市滝台町94-22
  • [ 連絡先 ]047-464-8111(代表)  047-498-9916(地域連携室直通)
交通アクセス
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