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院長のひとりごち サッカーアジア杯編
カタールで開催されているFIFAサッカーアジア杯は、開催国のカタールが優勝し、幕を閉じた。史上最強を謳われながら、日本代表は準々決勝でイランに敗北を期してしまった。
こんな時、いつもマスコミの話題にのぼるのは、「〇〇が悪い」という責任論。それぞれがベストを尽くし闘っていても、結果が伴わない時は必ずあるだろう。敗北を誰かのせいにすれば、気も楽になるし、納得もできるかもしれない。しかし、それは短絡的な発想であり、組織の成長には一切つながらない。システムとして、あるいは戦術として何が良くなかったのか、次はどうしたら勝てるようになるのかを冷静になって考えることができて、初めてその失敗を次に活かせることができるのだ。
失敗が許されない組織の中では、誰もチャレンジしようとはせず、保身に走る。言い訳を常に考える。時に失敗があったことさえも無いものにしてしまう。
私たちは、小さな失敗を積み重ねることにより、大きな学びを得ることができる。謙虚さ、とは成長の原動力なのだろう。サッカー日本代表にはますます強くなって欲しいし、森保監督の今後にも大いに期待している。