笑いと医療

看護部・医療技術部の大槻です。一気に気温が下がりました。体調管理お気を付けください。

みなさん「お笑い」って好きですか？日本の大衆芸能である「落語」～今風のいわゆる芸人によるコントや漫才、ユーチューブなどで発信している自称「お笑いやっています」という人まで様々だと思いますが、笑いと健康、病気というのは意外と関連があります。

笑いによる免疫アップ（NK細胞の活性化によるがん細胞への攻撃）、呼吸筋、肺活量アップなどがあり、病院での活用例は終末期の病棟（ホスピス等）で落語家を呼ぶイベントが昔ありました。また、「万病のもと」と言われるストレスにも効果的ですし、笑いすぎると熱くなる、つまり血行促進にもなっていますね。「笑う門には福来る」のごとく、わらうと脳内ホルモンのエンドルフィンが分泌され幸福感を感じることにもつながってきます。ある訪問看護師は「一訪問一笑い」を目標にしていると話されていました。笑いは大切ですね。　

ということで、前置きが長くなりましたが、今回は私が好きな川柳シリーズをUPします。サラリーマン川柳よりシルバー川柳が自虐的で好きなのでそちらから大槻セレクト（2021～2024年度から）を紹介します。

・食べられん　鰻とすしは食べるけど　　　　 ・妻旅行　聞いた途端に元気でる

・食ったよね　食たはずだが何食った　　　 　・悪いとこ　どこでしたっけと医者に聞く

・「出席」に　生きていたらの但し書き        　 ・七回も　転んで起きれるわけがない

・自己紹介　名前、出身、趣味、持病         　　 ・同窓会　アルバム持参で顔認証

・どうしよう　昔のことも忘れてる         　　　   ・断捨離の　リストに載せるな俺の名を

・免許より　夫返納したい妻             　　　　     ・初サウナ　整うはずが脈乱れ

・犬猫にマイクロチップ　次は俺            　　　  ・ご飯つぶ　付いているから食べたはず

・銭湯で　全裸の祖父がマスク付け            　　　・WEB予約　予約できたか電話する

・どうしましょ　３個ありますマヨネーズ    　　  ・徘徊に　行ってくるぞと言われても

・BTS　テレビ局だと思ってた          　　　　　　  ・どなたです　そういうあなたはどなたです

いかがですか？ちょい笑いになれば幸いです。かなり昔のシルバー川柳で

「入れ歯見て　目も出してよと　せがむ孫」というのが私の中の大賞です。