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病院ブログ
薬園台という地名と薬草クラブ
回を重ねてきたブログですが、どのくらいの方が目にしているのか?好評か、不評?そんなことを全く気にしないで書き続けている、看護部・医療技術部 大槻です(笑)
今回は、少し真面目に薬草の話です
薬園台(薬円台)という地名には、江戸時代に小石川療養所の薬草園がこの地に作られたことに由来しおり、朝鮮人参や漢方薬の栽培が行われていたそうです。
我々が所属しているSAITOメディカルグループの理念である「医食同源」を当院も大切にしており、食の重要性を日々感じております。薬草に関して興味を持っているスタッフもいて、『薬草クラブ』と称し、身近な家庭菜園~薬になる草までいろいろと取り組み始めています。季節の食材をスタッフで楽しみ、その発展形として収穫できた無農薬野菜などを患者様と一緒に楽しめたらいいなぁ~と考えて日々思いを巡らせています。
最近の栽培取り組みです。
玄関前:コーンフラワー・エルダ・スペアミント・ホップセージ・ローズマリー・大葉等
道路沿い:スペアミント・ローズマリー・ウェストリンギア・ラバンディン・ローズゼラニウム・大葉等
注意)入院している患者さんに薬草として投薬することはありません
今月の1冊(2024-⑥)
同士少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬
2022年本屋大賞ノミネート作品。第二次世界大戦の苛烈な独ソ戦。ソビエトはそこに女性兵士を投入。狙撃手として戦った主人公とその仲間たちの物語。女性兵士(少女)からみた戦場がテーマとなっており、主人公の成長と葛藤があり、流れるようにストーリー展開していきます。
表紙は少女アニメのような感じですが、中身はかなりリアリティにとんだ内容で、狙撃の状況を少々生々しい描写しているところもあります。おもしろい。